つわりがおさまるまで(妊娠4ヶ月)

妊娠4ヶ月めは、つわりとの戦いです。
私も例に漏れず、妊娠3ヶ月後半から5ヶ月に入るまでは
つわりとの戦いでした。
一人目も二人目もどちらの妊娠もつわりがありましたが、幸い入院する必要はありませんでした。

とは言え、特に二人目妊娠の際は妊娠判明前にメニエール病と診断されていて、
メニエールのめまいとつわりのダブルパンチでまともに動けず……。
仕事は1ヶ月ほど休みをもらい、上の子の保育園への送り迎えは夫にお願いし、
食事は宅配のお弁当を利用してもらっていました。

症状が軽くなったな、と感じたのは、妊娠4ヶ月後半の
13週に入ってからです。

そもそもつわりってなに?

「つわりを感じない」あるいは「つらくなかった」、という方もいますが、
妊婦さんの50%~90%が症状を感じます。

その症状は「匂いに敏感になる」といった軽度なものもあれば、
「幻覚を見る」など重度で母体の命に関わるものまであり人によって様々です。

重度になれば医師から、妊娠の中断を言い渡されることもあります。

症状を段階別に、図示してみました。
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つわりは「甘え?」

昔は「つわりは気の持ちよう」「つわりは甘え」という声が一般的でした。
残念ながら医療関係者の中にも、このような考えを持つ方もいます。

しかし現在ではホルモンの分泌による働きの影響だと考えられるのが一般的です。
これを示すデータや文献自体はインターネット上には見つかりませんでしたが、
東京大学医学部 百枝幹雄先生は以下のように説明されています。

その原因は十分には解明されていませんが、妊娠したときに胎盤の絨毛という部分から分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが関係しているのは間違いないでしょう。

これは、このホルモンの変動がつわりの症状の現れる時期に一致していたり、双子や胞状奇胎などhCGのレベルが高い場合には症状がひどくなったり、流産などでhCGのレベルが低くなるとつわりが楽になったりすることから推察されていることです。

出典:『働く女性のつわりについて』厚生労働省委託 母性健康管理サイト
http://www.bosei-navi.go.jp/colum/colum09.html

ヒト絨毛性ゴナドトロピンは胎盤を作るときに多く分泌されるものです。
ちょうど妊娠初期の胎盤形成時期の5ヶ月に入るまでにつわりを感じる妊婦さんが多いのは、このためだと考えられています。

つわりの治療方法

基本的につわり自体を治療する薬はありません。

つわりが強い場合、病院で点滴の処方があります。
ビタミンと糖分、水分を直接体内に入れるためです。
それに加え吐き気止を処方されることもあります。

いずれにしても「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と診断され、日常生活が困難とみられた場合には
自宅療養ではなく入院治療となります。
働いている妊婦さんは『母性健康管理指導事項連絡カード』に基いて休業しなくてはなりませんので、
医師からカードを受け取ったらご家族や郵便などで会社に提出し、すぐに入院となります。

この際、休業期間については「傷病手当金」の申請が可能です。
どのくらい休職できるかについては、各企業の規則によりますが、
妊娠にまつわる休職によって解雇を勧められた場合は『男女雇用機会均等法における母性健康管理の措置』に反しますので
最寄りの労働基準監督署にご相談下さい。